朝起きた時に、腰痛を感じてなかなか起き上がれないことがありませんか?
また、睡眠中に激痛、腰痛で目が覚めてしまうことがないでしょうか?
それは、寝具が合っていないのです。
主にベッド、マットレスが合っていないのです!
早くなんとかしたいですよね!腰痛を悪化させないベッド選びや対策をお伝えします。
朝起きた時に、腰痛があるのはなぜ?
あなたの寝具はベッドですか?敷き布団ですか?
どちらかと言うとベッドに寝ているかたに朝の腰痛が多いようです。マットレスがやわらか過ぎても硬すぎても腰によくありません。
なぜかと言いますと、マットレスがやわらか過ぎても硬すぎても寝返りが打ちにくいからです。
人は寝ている間に通常、寝返りを20回~30回していると言われています。
朝起きたときに腰痛があるかたの夜中の寝返りは10回以下のようです。
腰痛のない人は熟睡していても寝返りはしっかり行っていて身体をほぐしているのです。
当然、寝返りが少なくて身体を動かさないと痛みが出てくと言う訳です。
なのでやわらかすぎるマットレスも硬すぎるマットレスもよくありません。
・やわらか過ぎるマットレスが腰痛を引き起こす原因
やわらか過ぎるマットレスは身体の一番体重がかかる腰の部分が沈み込んでしまいます。
沈み込みが大きいと姿勢の悪い状態と身体が動かしにくい状態がつづきます。
結果、朝起きたときに腰痛を発症しているのです。
朝、しばらく体を動かすことが出来ないのはつらいことです。
腰痛が寝起きに多いかたは、この寝具の影響が非常に大きいです。
・硬すぎるマットレスが腰痛を引き起こす原因
硬すぎるマットレスは腰やおしりの部分が浮いた状態になってしまいます。
これも寝返りがしにくい状態です。
この状態で腰の周辺の筋肉が固まってしまい痛みがでてきます。
マットレスに当たっている部分が圧迫されて血液の流れも悪くなります。
睡眠中の6時間から8時間の間に身体をほとんど動かさないのは良くないのです。
応急処置の対策
睡眠中に無意識に行っている寝返りは非常に大切なことです。
マットレスがやわらか過ぎたり、老朽してマットレスの腰の部分がへこんだままの状態だと至急に新しいものと交換してください。
自分に合うマットレスを見つけることが重要ですが、すぐにでも腰痛をどうにかしたいところです。
そこで、応急処置の対策として腰にタオルを巻いて寝ることをご提案します。
使うのはバスタオルです。写真は120×63cmのバスタオルを使っています。
タオルを止めるために腹巻を上に巻いています。腹巻がないかたはガムテープで留めます。
タオルの重なり部分は後ろになるように、クルッと回します。
これで、睡眠中の寝返り回数が今までより劇的に増えますので応急処置の対策として有効です。
ベッド選びで大切なマットレス選び
ベッドの購入時にマットレスを選ぶことができます。
マットレスの種類が非常に多く7~9種類くらいあります。
メーカーにより9種類から選ぶようになっているものから、2~3種類から選ぶようになっているものがあります。
どれが、自分に合うのか分かりにくいですね。
腰痛のあるかたは、硬さを重視して選ぶと良いです。
・マットレスの硬さ別一覧
ポケットコイルマットレス(レギュラー) |
羊毛入りデュラテクノマットレス |
ポケットコイルマットレス(ハード) |
ボンネルコイルマットレス(レギュラー) |
ボンネルコイルマットレス(ハード) |
国産ポケットコイルマットレス |
デュラテクノマットレス |
マルチラススーパースプリングマットレス |
マルチラスダブルデッキスプリングマットレス |
腰痛をお持ちの方は、ボンネルコイルマットレス(レギュラー)以上の硬さのマットレスがおすすめです。
【マットレス選び・自分に合うマットレスを見つけるでもっと詳しく】
腰痛を悪化させないベッドのおすすめ
日本人は昔ながらの畳に敷き布団が身体に合うかたが多いです。
洋室が主流になり、畳の部屋が減ってきました。
それにともないベッドの普及も増えて、当たり前のようにベッドを使っていると思います。
合わないマットレスが腰痛を引き起こすことも分かってきました。
しかし、腰痛があるからこそベッドの高さが立ち上がりやすいというメリットもあります。
そこで、畳ベッドをおすすめします。または、敷き布団が使えるベッドもあります。
・おすすめの(畳ベッド)
【月花】ツキハナの跳ね上げ式収納ベッド
【組立設置費込】のあり、なしが選べます。
ヘッドボードはスリムだけど小物を置くのに便利!
ベッド下は大容量の収納スペース
高さ(深さ)が選べます。
今までやわらかいマットレスで寝ていたかたが、急に畳ベッドにすると硬すぎるという印象を持ちやすいです。
はじめは慣れないかもしれません。しかし、畳に敷き布団の硬さのほうが断然腰痛には良いです。
敷き布団にマットを重ねることで硬さ調節をしても良いですし、応急処置でお伝えした腰にタオルを巻くこともおすすめです。
・おすすめの(敷き布団が使えるベッド)
【Stogen】ストーゲン すのこベッド
敷き布団でもマットレスでもOK
【天然木使用】簡単組み立て約30分
コンセント付きのシンプル宮棚付き
敷き布団が使えるベッドは非常に人気です。日本人はやはり敷き布団が好きなのですね。
ベッドでも敷き布団ならマットレスに比べて手軽に日光に干すことができるので、気持ちよくお休み頂けます。
◆まとめ
ベッドのマットレスは自分に合う硬さのものを選ぶ必要があります。
マットレスにたくさんの種類があるのは、硬さの違いだけでなくスプリング仕様の違いや構造の違いがあるからです。
マットレス選びで迷っているなら
【マットレス選び・自分に合うマットレスを見つけるでもっと詳しく】
では、畳に敷き布団なら腰痛には大丈夫なのかといえば、必ずではありません。
敷き布団にも微妙に厚みの違いがあります。
また、今までやわかいマットレスで寝ていた方には硬すぎると感じるかもしれません。
すでに、腰痛を発症しているかたなら慣れるまで腰タオルを使うことをおすすめします。
沈み込みがあるマットレスに比べたら、断然敷き布団のほうが腰痛を悪化させないと言えます。
日本人が使ってきた敷き布団は、やはり日本人に合っているのです。
ベッドはマットレスでしょう!というかたは硬めのマットレスを選んでくださいね。