収納ベッドの引き出し式はどのような収納をすれば、有効利用できるのか知りたいと思っていませんか?
収納ベッドの引き出し式を検討されているかたは、部屋が狭かったり、クローゼットなどの収納スペースが少なかったりする場合も多いのではないでしょうか。
そんな部屋の問題を解決するために収納ベッドの引き出し式を有効に使いたいものですね。
有効活用できるさまざまな収納方法をご紹介します。
衣類(ベッド引き出し)の収納方法
収納ベッドの引き出しに衣類を収納したいというかたは最も多いです。
たたんでしまうので、シワになりにくい衣類に適しています。下着類を収納するのも良いです。
下着類や靴下など細かい衣類は、引き出しの中に仕切り板を入れてその中に入れておくと引き出しを開けた時にも分かりやすいです。
季節物の衣類で次のシーズンまで着ないものは、ジッパー付きのビニール袋に入れて収納するとホコリを防げます。
透明のビニール袋で中が見えるようにしておけば何を入れているか分かりやすいですね。
ダニや虫が気になる時は、防虫剤も一緒に入れておくと予防になります。(防虫剤は適量を守ってください。入れ過ぎると身体に良くありません)
寝具(ベッド引き出し)の収納方法
収納ベッドの引き出しの中はベッド周りで使う寝具を収納するのに非常に便利です。
例えば、シーツや敷きパッド、掛け布団カバー、枕カバー、タオルケットなどがあります。
これらは、カバー類など洗い替えの分も収納しますからベッドの引き出しに入れておくことでローテーションもしやすいです。
それぞれ折りたたんで最後にクルクル巻いて収納すれば引き出しを開けた時にどの色柄がどこにあるのか一目瞭然です。
引き出しの中のホコリが気になるようならジッパー付きのビニール袋に入れて収納すると良いです。
大きな布団(羽毛布団など)は、高さがない引き出しには不向きです。
BOX構造の引き出し式で高さが40cm以上ある引き出しなら可能な場合もあります。
布団類は布団圧縮袋を使うことでコンパクトに収納することも出来ます。
寝具類を収納する時は、洗ってからしっかり乾かして収納してくださいね。
うっかり洗わないで収納したり、乾かないうちに収納するとダニやカビの発生の原因になってしまうので注意です。
本、雑誌(ベッド引き出し)の収納方法
本や雑誌、単行本などもベッド下に収納できれば便利です。
しかしながら、引き出しにぎっしり入れてしまうと開ける時に重いです。
引き出しにスライドレールが付いている物は少ないので、本や雑誌、単行本などを収納する場合は量にも気を付けたいですね。
また、紙類は虫(チャタテムシ)を寄せ付けるので防虫剤も入れて収納するのが望ましいです。
虫(チャタテムシ)は紙だけでなくホコリがある所に集まってきますので、引き出しにホコリがたまらないように日ごろの掃除も大切です。
専用のプラスチックケースに入れて収納するのも良いですね。
その場合には、プラスチックケースと引き出しのサイズを確認してください。
プラスチックケースに入れても乾燥と掃除は大切です。
収納ベッド下は湿気に注意
収納ベッドの引き出しの中は、湿気がとどこおりやすい場所です。
人は寝ている間に汗をかいているので、汗の湿気がベッド下へ流れていきます。
湿気対策をおこたるとカビの発生の原因になりますので、そうなる前に対策が必要です。
収納ベッドの引き出しの中を湿気させないために引き出しの中だけでなく、寝具やマットレスも同時に湿気対策が必要です。
簡単にできるそれぞれの湿気対策をご紹介します。
・引き出しの中の3つの湿気対策
引き出しの中の湿気対策-1(吸湿シートを敷く)
吸湿シートは引き出しの下に敷く薄いシートで湿気を吸い取ってくれます。
薄いシートなので、荷物がたくさん入っていても邪魔になることなく敷くことができます。
ホームセンターで購入できます。
引き出しの中の湿気対策-2(引き出しを時々開けておく)
引き出しを閉め切っているとやはり湿気が流れません。留守中などで良いので少し引き出しを開けておく時間をつくると良いです。
毎日使うものを入れている場合は、毎日開けることでも対策になります。
一気に湿気を飛ばすのは、引き出しを開けて換気扇を回すか、扇風機を引き出し中に向けて回すのも良いですね。
引き出しの中の湿気対策-3(除湿剤を入れる)
ケース型の除湿剤は取り換え時は一目瞭然で分かりますし、効果も高いです。
入れるスペースがあればおすすめです。
・寝具の3つの湿気対策
寝具の湿気対策-1(除湿シートを敷く)
マットレスの上に除湿シートを敷くことはかなり効果的です。
除湿シートは薄いシートタイプでお知らせセンサーが付いているものもあります。
お知らせセンサーで色が変われば干すタイミングで、軽いので手軽です。
寝具の湿気対策-2(敷きパッドを敷く)
敷きパッドは湿気を直接吸い取ってくれるものです。
マットレスの上に除湿シートを敷き、その上に敷きパッドを敷きます。
マットレスにボックスシーツを掛ける方も多いですが、除湿シートと敷きパッドを使うならばボックスシーツはなくても良いです。
ボックスシーツは湿気対策として湿気を吸ってくれる役割は少なく、洗濯時の取り換えも大変です。
敷きパッドなら上に載せてゴムバンドで止めるだけです。
寝具の湿気対策-3(ふとん乾燥機を使う)
寝具を確実に乾燥させるためにふとん乾燥機は最も効果があります。
最近では小型のふとん乾燥機もありますし、手軽に取り扱えるようになっています。
価格も一万円前後であります。
マットレスは重くて干せませんし、ふとん乾燥機ならマットレスと掛け布団をまとめて乾燥できるので便利です。
◆まとめ
収納ベッド(引き出し式)は収納する物によって収納方法を少し工夫するだけで使いやすさがアップします。
収納方法により大変便利にさまざまなものを収納できることがお分かり頂けたと思います。
引き出しの中の物にカビを生えさせないためには、引き出しの中の換気と部屋の換気です。
部屋、寝室自体の換気が出来ていればそんなに神経質になる必要はありません。
気になる湿気対策は簡単に出来るものばかりですので、試してみて下さい。