夫婦のベッドを別にしたほうが良いのか、同じベッドに寝た方が良いのか悩んでいませんか?
夫婦は結婚するまで、違った環境で過ごし違った考え方で生きて来ましたので、二人それぞれが違う考えを持っているのが普通です。
どのようなカタチを取るのかは、年を重ねることで変わってきます。
夫婦で快適な睡眠をとることを考えたなら、シングルベッド2つを並べて使うことをおすすめします。
シングルベッド2つをピッタリくっつけるのか、離すのかは自由です。
理想のカタチを見つけるために詳しくお伝えします。
目次
夫婦のベッドを別にした方が良い3つの理由
夫婦で同じベッドが良いのか、別々が良いのかで悩まれているかたが多いですが別にした方が良いです。
別と言ってもシングルベッド2つをピッタリくっつけて1つのベッドにすれば良いのです。
3つの理由で夫婦のベッドは別が良い
・理由1 布団の取り合い
同じベッドにすると掛け布団も一緒になるので布団の取り合いになることがほとんどです。
冬はどちらかが寒い思いをすることに!
掛け布団も別々にすることで取り合いはなくなります。
・理由2 相手の睡眠をじゃましない
ベッドが一緒だと寝る時間が違ったり、寝返り、夜のトイレなどでベッド全体に振動が伝わり相手を起こしてしまうことになります。
ベッドが別なら振動はほとんど伝わりません。ベッドをピッタリくっつけても振動は伝わりにくいです。
・理由3 寝具の洗濯
布団が大きくなるほど、干すのも大変です。シーツやマットの洗濯も大変。
シングルならば、大変さは半減します。
夫婦のベッドをサイズから考える
はじめに基本のベッドのサイズをお伝えします。
基本のベッドサイズ(単位cm)
横幅 | |
セミシングル | 85~95cm |
シングル | 85~105 |
セミダブル | 115~125 |
ダブル | 140~145 |
クイーン | 160~180 |
キング | 190~210 |
ベッドの長さは一般的に195cmです。
夫婦で同じベッドに寝るのにダブルベッドを思い浮かぶと思います。
サイズ表のサイズを見て頂ければわかるようにダブルベッドの横幅サイズは140~145cmです。
140~145cmだと一人分の横幅サイズは70~72.5cmになります。
ちょっと狭いと思いませんか?
大人一人のベッドのサイズは一般的にシングルサイズ(95~105cm)です。
シングルサイズの倍のサイズはキングサイズ(190~210cm)です。
しかしながら、キングサイズのベッドを1つにする場合、搬入などを含めて色々大変なのです。
入り口、廊下、エレベーターのサイズ確認や2F以上の階はクレーンでの吊り上げになるかもしれません。
ダブルベッドも同じです。
多くのベッドのキングサイズはシングルベッド2つを連結させて使うタイプが多いです。
なので、キングサイズのベッドを1つにするかシングルベッド2つを連結してキングサイズにするかの方法があります。
結果、シングルベッド2つにして夫婦のベッドは別にするのがおすすめになるのです。
夫婦のベッドのシングル2つの配置
・新婚夫婦のベッドの配置
6畳にシングルベッドを2つ連結して置いた一例
新婚さんは、シングルベッドをピッタリくっつけてキングサイズと同じサイズで使うのも良いですね。
掛け布団もそれぞれシングルが理想です。
・中年夫婦のベッドの配置
6畳にシングルベッドを2つ置いた一例
中年夫婦と言っても、赤ちゃんが生まれたら新婚でさえ寝室が別になることも多いです。
丁度良い距離感でおたがいを思いあい、理解しあえる間柄になれる距離感かも。
寝室を別にする夫婦は正解か?
夫婦の寝室が別なんて、おかしいよ~!と思う方もいるでしょう。
新婚の方なら当然、寝室は一緒が良いと思いますよね。わかります!
でも、色々な事情でお互いが納得して寝室を別にする夫婦もいるのです。
夫婦の寝室を別にすると離婚率が高くなるのでは?と考えがちですが全くそんなことはありません。
それぞれが自分の時間を持てるのはお互いがストレスをためないで過ごすことができます。
実際は夫婦によるのですが、寝室を別にした方が良いのかに正解はありません。メリットもデメリットもあります。
長く一緒に暮らすうちに、心地よい夫婦の距離感が見えてきますよ。
また、ベッドと敷き布団で好みが違う場合は洋室と和室でおのずと寝室が別になってしまうことも。
そんな時は、無理に相手に合わせる必要もなく別々で良いかもしれませんね。
和室に合うベッドもありますので、一部屋でベッドと敷き布団を使っても良いわけです。
寝室を別にする夫婦のメリット
・自分の時間を大切にする人が増えている
やはり、寝室が別だと自分流の時間の使い方が出来ます。趣味が違う場合などや仕事をしたい人もいるでしょう。
寝る前の時間を同じテレビ番組を見る、読書をするなど必ずしも同じことをしないといけないわけでもないですよね。
無理に相手に合わせるとストレスをためこんでしまうことにもなります。
・寝る時間、起きる時間が違う
仕事などでおそくなり、寝る時間は必ずいつも一緒というわけにはいきません。
寝ているパートナーを起こさない配慮も必要です。
朝は女性の方が早く起きて朝食を作るケースが多く目覚まし時計の音も鳴ります。
・病気になった時
病気になったときは、家族に移さないようにしなければいけません。
普段から寝室を別にすることで、いざという時も慌てないで看病ができるでしょう。
感染症のインフルエンザなどは、お父さんから家族への感染も多いようです。
・いびきがうるさくても気にしなくていい
旦那様のいびきがうるさくて眠れないという悩みを持つかたが非常に多いのです!
夫婦の寝室を別にしてから安眠できるようになった!という事実は確かです。
切実な悩みが寝室を別にするだけで解消します。
・体感温度の違い
体感温度が違う夫婦は多く、特に夏の冷房の温度の適温は人それぞれです。
クーラーの温度を相手に合わせて我慢するのは難しい問題です。
・赤ちゃんが生まれると、別になることが多い
たとえ新婚でも赤ちゃんが生まれると赤ちゃんが小さい頃は家族3人でベッドに寝るのは困難です。
理由は赤ちゃんを押しつぶさないようにだけでなく、夜の授乳や夜泣きがあるからです。
パパは赤ちゃんの泣き声で夜中に何度も起こされては仕事に差し支えます。
なので、パパさんはシングルベッドに一人で寝て、赤ちゃんとママは別の部屋で寝ることになるのです。
おおかたこのパターンが多く、そのまま夫婦の寝室が別になることも。
寝室を別にする夫婦のデメリット
・ケンカしたとき、仲直りのきっかけがつかめない
夫婦はどうしてもケンカをしてしまうものですね。
寝室が別だと仲直りをするきっかけがつかめないという人もいるのですが、ケンカした直後でしたら一緒の寝室で寝たくない!という方の方が多いです。
なので、寝室が別でも早く仲直りしたいものですね!
・会話が減る
寝る前のひと時、夫婦でおしゃべりするのも楽しいものです。
一番会話が弾む時間かもしれません。この会話が少なくなるということは将来的にも問題があります。
しかし、夫婦の会話は寝る前だけではありませんし、たくさん会話があるから夫婦円満とも限りません。
・相手の健康状態が分かりにくい
最近の多い病気の1つに睡眠時無呼吸症候群というのがあります。うるさいいびきですがこのいびきから体調の異変を発見することも出来ます。
また、夜中の心筋梗塞などの発見が遅れることもあるのです。
夫婦のベッドは別!でもおしゃれなベッドで、まるでホテル
Letizia レティーツァ
2台並べても圧迫感がなく洗練された美しさが際立ちます。
2台をぴったりくっつけてもレイアウトできます。
桐すのこ仕様で通気性も考えられていて快適。
敷き布団でもマットレスでも使えます。
ヘッドボードには目覚まし時計やアロマも置けます。
2口コンセントとモダンライト付き。
◆まとめ
夫婦が長く夫婦でいるために寝室を無理に別にする必要はないけれど、ベッドを別にしてみることは試してみても良いですね。
決まった夫婦のカタチなんて、ありません。それぞれの夫婦のカタチを作り上げていけば良いのです。
夫婦の距離感も年齢とともに変わってきます。ベストな心地よい距離感が良いですね。
そして新鮮な気持ちになるために、おしゃれなベッド2つを新調してみてはいかがでしょうか。
夫婦で同じベッド。デザインも高さもフレームカラーも一緒!でも、ベッドの配置は別々で。
睡眠は生活の中で非常に重要な要因です。健康でいるためにも過ごしやすい夫婦の寝室を作ってください。