ベッドから足が出ていませんか?身長の高い方にはロングサイズの長身ベッドがあります。
長身ベッドのサイズは206~300cm(マットレスの長さ)まで対応。
通常のベッドの長さは195cm(マットレスの長さ)です。
ロングサイズとしては、206cmが一番多いところです。210cmもあります。
長さが300cmは通常横にして使うところを縦に使うなど特別な使い方で300cmまで可能です。
その場合は、連結タイプでヘッドレスなどになりますし、部屋の大きさもかなり広い必要があります。
それぞれの使い方やおすすめをご紹介します。
目次
自分に合う最適なベッドの長さは?
ベッドを選ぶ時は、シングルやダブルなどのサイズだけでなく長さも自分の身長に合わせて選びたいものです。
基本的に頭の部分も足の部分も10㎝づつの余裕があるのが理想です。
一般的なベッドの長さは195cmです。日本人の男性の平均身長は約170cm。
25cmほどの余裕があるため全く問題ありません。
しかし、身長が180cm以上ある方は、寝返りなどで移動があった時など一般的なベッドでは足が出てしまうかもしれません。
ベッドの長さがギリギリだと、きっちりおさまって寝ることは難しいですね。
そんな方に、ロングサイズの長身ベッドがおすすめです。
☆長身ベッド選びの注意点
ベッドの長さはヘッドボードの厚みも加えてのサイズになっていることがほとんどですので、マットレスのサイズも同時に確認してください。
ベッドを部屋に置けるかどうかのサイズはヘッドボード込みのサイズで考えますが、実際に寝るのはマットレスの上ですのでサイズが違ってきます。
ロングサイズ(長身ベッド)の3つのデメリット
身長が高い方には、ロングサイズの長身ベッドがサイズも丁度良い。
自分に合うサイズがやっと見つかった!と思うのですがデメリットもあります。
購入時には必ずデメリットも考慮して選んでください。
3つのデメリットをお伝えします。
1・長身ベッドは場所を必要とする
通常のベッドより10㎝ほど長い長身ベッドは、長い分場所を取ります。
日本の住宅事情から部屋が狭く、ベッドを置く場合はサイズ選びは慎重にすることが大切です。
部屋のサイズを測り、部屋に収まるのか、レイアウトは大丈夫なのか確認してください。
搬入する時のことも考えておく必要があります。入口の大きさ、廊下の幅、エレベーターの有無など。
シングルサイズならまず大丈夫ですが、ロングサイズで更にセミダブルサイズ以上は注意が必要です。
2・長身ベッドは種類が少ない
ロングサイズの長身ベッドは通常サイズに比べて種類が少ないです。
なので、たくさんの中からデザインを選ぶことが出来ません。
数少ないデザインの中には、すのこ仕様や収納付きなどもあります。
収納付きはベッドが長い分、収納量も多くなるのが利点です。
また、連結してクイーンやキングサイズとして使えるファミリー向けのベッドも多少あります。
3・長身ベッドのカバーサイズも少ない
長身ベッドのカバーは普通のシングルサイズに比べて種類が少ないです。
色、柄が選べるほどないのでインテリアにこだわる方には、物足りないかもしれません。
おおかた無地になります。価格は高めですがベッドと一緒に購入しておくと良いですね。
縫うことが好きな方は、安い時に好きな色、柄の生地を買って縫うこともおすすめです。
安い生地でも素敵な柄はたくさんありますので、格安でカバーをそろえることができますね。
長身ベッドのレイアウト自由で一人用からファミリー用
シングル、セミダブル、ダブルのベッドを好きな組み合わせで連結してファミリー用に出来るベッドがあります。
連結を離して、それぞれ分割して単独ベッドとしても使えます。
子どもの成長に合わせてレイアウト自由自在です。
身長が高く、なるべく大きなベッドでゆったり眠りたい方は連結させて一人で寝るのも良いです。
部屋の広さが許すなら寝る時くらい、大きなベッドで贅沢に眠りたいものですね。
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長身ベッドの収納付き&すのこ仕様 おすすめ!
・収納付き長身ベッド
長身ベッドにも収納付きがあります。
日本の住宅事情上、部屋に収納スペースが少ない傾向にあります。
ベッドを置いても収納スペースをしっかり取りたい方におすすめです。
長さ206cm
引き出し式収納ベッド
棚・照明・コンセントも付いて実用的です。
・すのこ仕様の長身ベッド
ベッドの通気性は考えておくべき問題です。
すのこ仕様なら通常のベッドより断然、湿気対策できます。
長さ210cmのローベッド
ジラフィは敷き布団専用のすのこベッド
ヘッドボードなしのシンプルなデザイン
今あるベッドを長くするチェア(スツール)
ベッドがまだ使えるし、買い替えの予定がないけど足が出て困っている、という方もいるのではないでしょうか。
そんな方は、ベッドの足元にチェアを置くのがおすすめです。
ベッドを買い替えるよりは、かなり格安です。
ベッドの足元に置くチェアでフットチェアと言うのがあります。スツールとかオットマンとも呼ばれることもあります。
外国の高級ホテルでよく設置されています。元々は、靴のまま横になってもベッドを汚さないための足置きとして使われていました。
外国の方は、身長が高い人が多いのでベッドを長いサイズにするためにも使いますし、ベンチとして腰をかけて休んだりもします。
日本ではあまり馴染みがありませんが、ベッドを長くするためにダイニング用のベンチチェアを代用することが出来ます。
フットチェアのある寝室 ↑
シンプルで使い勝手のよいベンチチェア ↑
トランク型のベンチチェアはおしゃれなアクセント ↑
しかしながら、ベンチチェアの高さは、40cm前後あるのがほとんどです。
ベッドの高さはベッドとマットレスの厚みを合わせて40~50㎝ほどで幅があります。フロアベッドの場合はマットレスを合わせても20㎝くらいになります。
なので、ベンチチェアとベッドの高さが同じものを見つけるのは難しいかもしれません。
おしゃれで置いているフットチェアは低めのものが多いですが、ベッドとの高さが5㎝以内なら実用的です。
◆まとめ
身長が高くても自分に合ったベッドでゆったり寝たいものです。
睡眠は非常に大切な時間ですからベッドのサイズは重要視したいですね。
身長が180cm以上ある方は、長身ベッドを選んだ方がゆったり寝ることができます。
ベッドフレームの長さとマットレスの長さの両方を確認して選んでください。
長身ベッドを狭い部屋にスッキリ置きたい時は、ヘッドレスをおすすめします。
ヘッドボードの厚みは薄くても10㎝ほどありますので、ヘッドボードのないベッドはその分スッキリです。