ソファーベッド寝心地は?
ソファーベッドの寝心地は良いのだろうか?と懸念されるかたが多いです。
ソファーやベッドに変えられる便利なソファーベッドですが、気持ちよく快眠できなければ意味がありません。
どのようなソファーベッドを選べば、寝心地の良いものになるのでしょか。
やはり低価格のものよりは、それなりの価格のほうが上質の素材を使っていますので寝心地はよくなります。
また、通常のベッドによく使われているコイルスプリングなどスプリングにもこだわったものは疲れにくく寝心地もよいです。
ソファーベッドのメリットとデメリットを考慮した上で選べば、より寝心地のよいものに出会えます。
メリットとデメリットもご参考になさってください。
ソファーベッド寝心地ポイント-1
(ソファーベッドの座面は固めのクッションがよい)
ソファーもベッドも腰や背骨の負担が少なく疲れにくいのは固めなんです。
やわらか過ぎると身体の一部がしずみこんでしまい無理な力が身体にかかるので疲れやすくなるのです。
ソファーベッド寝心地ポイント-2
(通気性をよくする)
人は寝ている間にかなり多くの汗をかきます。人によりますがコップ1杯くらいかく人や500mlくらいの人もいるようです。
なので、寝具は通気性が良いにこしたことはありません。
しかしながらソファーベッドは通気性のことは考えられていません。
なので、ソファーベッドの上にベッドマットを敷いてその下に除湿マットを敷いてください。
かなり通気性が改善され寝心地もよくなるはずです。
また、すのこ仕様のソファーベッドもあります。
すのこは湿気を逃がして快適な睡眠を促してくれます。就寝時に汗を大量にかく方に大変おすすめです。
天然木の自然な素材が癒し効果もあたえてくれます。ソファー時も素敵です。
すのこの上に敷き布団を敷くこともでき、敷き布団を干すことでいつもさわやかな寝心地でお休みいただけます。
ソファーベッド寝心地ポイント-3
(上質のスプリング使用)
ベッドのマットレスに良く使用されるバネにポケットコイルやコイルスプリングがあります。
このポケットコイルやコイルスプリングはソファーで使用されることはほとんどありませんでした。
最近ではソファーベッドにも使われようになったものもあります。
ポケットコイルやコイルスプリングはバネの反発が強く腰の沈み込みが少なくしっかりと身体をささえてくれます。
ソファーベッドは寝心地が軽視されがちな中、上質なスプリングが注目されています。
まるでベッドのような寝心地を実現してくれるのです。
ソファーベッド寝心地ポイント-4
(リクライニングの凹み部分が身体にあたりにくくする)
ソファーベッドはリクライニングや折りたたみ機能があるために、その部分に凹みができます。
この凹みに身体があたると寝返りもしにくく非常に寝にくい場合があります。
それを解消したソファーベッドもあります。
リクライニング部分の位置が通常真ん中にありますが、端側にもってきたデザインです。
なので、まるでベッドと同じフラットの状態でお休み頂けます。
ソファーにした時に座面部分が広めになるデザインのときは、座ったときに腰と背もたれの間にすき間ができます。
このまま座ると疲れやすくなるので、このすき間にクッションを置いてください。
ソファーに座る時に疲れにくくするためにクッションは大切な役割をします。
インテリアをおしゃれにも演出できますのでクッションは是非そろえて置きたいですね。
ソファーベッド寝心地ポイント-5
(敷きマットの使用)
ソファーベッドはリクライニングや折りたたみ機能があるために、その部分に凹みができますがそれを解消したソファーベッドもあります。
しかし、その機能をもったベッドは縦にリクライニングするためサイズが大きめになります。
スペースを有効利用したいためにソファーベッドを選ばれるかたは、少しでもコンパクトなタイプを選びたいですよね。
ほとんどのソファーベッドの場合はデザイン的に凹みが真ん中にくることがほとんどです。
なので、凹みが気になる方は厚めの敷きマットを敷くことをおすすめします。
ソファーベッド寝心地ポイント-6
(表面の生地選び)
ソファーベッドにもソファーやベッドと同様、さまざまな生地(表面材)が使われています。
おもにファブリック(布張り)、レザー(革張り)、フェイクレザー(合成皮革)があります。
寝心地のことを考えるならば、ファブリック(布張り)がおすすめ。
ファブリック(布張り)は肌ざわりがよいですし、通気性もよいのです。価格も手頃です。
レザー(革張り)も通気性はあるのですが長持ちさせるためには丁寧なお手入れが必要です。
その上、価格が高いです。
フェイクレザー(合成皮革)はレザーの感触を楽しめますが、通気性はなく劣化しやすいです。
それぞれメリット、デメリットがありますが比較的扱いやすい上に寝心地を重視するならばファブリック(布張り)がおすすめと言う訳です。
ソファーベッドにはさまざまなサイズがあります。
寝心地を重視するならば、ベッドサイズで選んだ方がよいです。
ゆったり睡眠をとるためにはある程度ゆったりしたサイズのソファーベッドが必要です。
寝返りがしっかり出来ることも大切、また背丈がソファーベッドから出ない長さが必要です。
部屋のスペースが許す限り、ゆったりサイズを選びたいものです。
通常のベッドのサイズと違ってソファーベッドでは、縦に折りたたむタイプと横に折りたたむタイプがあるためデザインによりサイズはさまざまあります。
サイズの範囲が広いですが参考サイズを記載しておきますので、ご参考になさってください。
【ソファーベッドの参考サイズ】(単位cm)
ソファーベッドの横幅 (縦横のリクライニング により異なります) | 長さ | |
セミシングル | 60~100 | 180~195 |
シングル | 80~105 | 180~200 |
セミダブル | 120~200 | 190~200 |
ダブル | 140~200 | 190~200 |
ワイド | 200~240 | 200~210 |
理想的な長さのサイズは、自分の背丈より20cmほどの長さの余裕があるとよいです。
幅のサイズは、縦折りタイプと横折りタイプでは全くデザインも変わってきます。
ソファーベッドからベッド仕様にすると思った以上にスペースを必要とします。
部屋のサイズを確認して、ベッドにした時のサイズが余裕のスペースも含めて入る大きさなのか確かめることは重要です。
縦折りタイプか横折りタイプかは好みもあると思いますが、部屋の間取りを確認しながら自分のライフスタイルに合うものを上手に選んでください。
主に10年ほどの寿命といわれているソファーベッドも使い方によっては10年も持たない場合もあります。
使う頻度によっても全く寿命はかわってくるのです。
質の良い素材を使っているそれなりの価格のものは当然寿命も長いです。
少しの工夫で長持ちさせることもできます。
ソファーベッドは長く使っていると良く座るところや寝る時の姿勢によりマットの同じ部分に重さが加わり凹んできたり、ヘタレてきたりします。
この凹みが原因で寝心地は悪くなってしまいます。
凹みはスプリングや内部のウレタンクッションの劣化ですから、元には戻せませんので寿命になります。
この凹みによるスプリングや内部のウレタンクッションの劣化を少しでも遅らせるためには
★いつも同じ位置に座わらない
★寝る時は3か月くらいずつソファーベッドの寝る向きを変える
(デザインにより寝る向きを変えられないものもあります。)
などの工夫で驚くくらい長持ちします。
そして、長く寝心地よくお休み頂けます。
ソファーベッドの寝心地重視に欠かせない敷きマットの種類は色々ありますが、季節によっても代えることをおすすめします。
夏はひんやりベッドマットに。冬はあったか毛布タイプに。
季節に応じて掛け布団は代えると思いますので、それと一緒に敷きパッドも代えてみましょう。
季節に応じた寝具を使うことは寝心地UPで快適睡眠をサポートします。
ソファーベッドの寝心地は選び方、使い方とさらに少しの工夫で大きく違ってきます。
自分のライフスタイルに合うサイズとデザインを選ぶことも大切。
それぞれ寝具の好みも違いますので選び方を参考にしてください。
数あるソファーベッドの中でポイントを押さえることで自分に合う寝心地のよいソファーベッドが必ず見つかるはずです。