フロアベッドのメリットやデメリットについてと、連結できる機能性と通気性についてご紹介します。
フロアベッドとは
フロアベッドは高さの低いベッドの中でも脚が付いていないのがフロアベッドです。
低いベッドでローベッドもありますが脚がついているデザインでフロアベッドと区別しています。
フロアベッドは最も高さの低いベッドで部屋を広く感じさせてくれます。

ベッドフレームにマットレスをはめこむような仕様になっています。
フロアベッドのメリット
●高さが低いベッドは部屋を広く見せてくれます。
●格安なのも魅力。脚がなく、ベッド下に収納もないので構造がシンプル。
●ベッドから落ちる危険を最小限にできるのでお子さまでも安心。
●畳に敷き布団で寝ていたかたにも馴染みやすい高さ。
●シンプルでおしゃれなデザインが多い。
フロアベッドのデメリット
●ベッド高さが低いので立ち上がりにくく、腰に負担になることも。
●床に近い位置で寝るので、ほこりの影響を受けることもあります。
●ベッド下に収納スペースが取れない。
●脚が付いてないので、湿気の逃げ道が下にない。
フロアベッドは連結できる
フロアベッドには連結できるベッドがありファミリー用として最適です。
家族3人や4人で一緒にベッドに川の字のように寝たいと思ったことはありませんか?
それが一番可能なのが、フロアベッドです。
高さが低いベッドなので、お子さまが落ちる危険を最小限にします。
サイズは組み合わせ自由で最大280cmのワイドキングまで対応しています。

例えば
・セミシングル(SS×SS)
・シングル(S×S)
・セミダブル(SD×SD)
・ダブル(D×D)
組み合わせ自由なので、(SS×S)や(S×SD)などもOKなのです。
・基本のサイズ(メーカーにより違う場合があります)

最大280cmのワイドキングなら家族4人で寝るのも余裕です。
お子様と一緒に寝るのは、お子さまの年齢が1歳を過ぎてからが理想です。
赤ちゃんは夜の授乳や夜泣きもありますから、それを過ぎるまでは一緒のベッドには寝ないかたが多いようです。
赤ちゃんの授乳や夜泣きが終わったら、フロアベッドで一緒に川の字に寝やすくなりますね。
そして、お子さまが大きくなったらベッドを分割して使うことが出来るので便利です。
お子様も自分の部屋が欲しくなるので1台を子供部屋で使うことができます。
子供が2人いる場合、2台を子供部屋にすることも可能です。
フロアベッドの通気性
フロアベッドは通気性が良いとは言えません!
マットレスと床が密接しているので、寝ている間にかいた汗の湿気をベッド下へ逃がすことが出来ないからです。
なので湿気対策をしないと、カビを発生させてしまいます。
湿気対策をしてベッド回りや部屋の通気性を良くしておいて下さい。
簡単にできる対策をお伝えします。
・フロアベッドの通気性対策1(部屋の換気)
カビは温度が25℃以上、湿度が60℃を超えたくらいから、発生しやすくなります。
日常的に窓を開けておくことが理想ですが、それが出来ない場合は小窓を開けて換気扇を数分まわしてください。
・フロアベッドの通気性対策2(除湿シート)
マットレスの上に除湿シートを敷くことをおすすめします。
除湿シートの上にベッドパッドを敷いて、その上にボックスシーツを掛けるかたもいます。
ベッドパッドは頻繁に干すか洗濯することで、直接ベッドパッドの上に寝ることも可能です。
除湿シートも干すことや洗濯できるものは洗うことが必要です。
・フロアベッドの通気性対策3(マットレスを干す)
マットレスを干すのは大変ですが、壁に立てかけるくらいなら出来るのではないでしょうか。
マットレスは床に密接していますので、立てかけるだけでも違いますので定期的に空気を流しておきましょう。
直射日光の当たる窓際まで持っていけたら理想です。
・フロアベッドの通気性対策4(すのこ仕様)
フロアベッドの中にもすのこ仕様になっているベッドもあります。
睡眠中によく汗をかくかたは「すのこ仕様」のベッドを選んでください。
・フロアベッドの通気性対策5(ふとん乾燥機)
対策1~4を対策しても完全と言うわけではありません。
対策しても、どうしても気になるかたは、しっかりマットレスも布団も乾燥できるふとん乾燥機をおすすめします。
ふとん乾燥機があればベッドパッドやマットレスも、もう外に干す必要もなくなります。
天気が悪くても花粉の季節も対応できる優れものです。
ふとん乾燥機は1万円前後でありますので、すぐに元が取れるくらい機能性が抜群です。

(ふとん乾燥機 カラリエ KFK-C2)
布団の乾燥なら1時間ほどでOK。
電気代は
布団の乾燥で1日に60分の使用で約13円ほどです。