畳が傷んできたので、コルクマットを敷きたい。または、畳を綺麗なまま使いたいので何か敷きたい!こんな方が多いです。
コルクマットを畳の上に敷いたら湿気は大丈夫?こんな疑問を持つ方も多いです。
畳の上にコルクマットを敷きたい主な理由は、
・賃貸のマンションで畳を綺麗なままにしておきたい。
・賃貸の部屋の畳が古いので、マットを敷きたい。
・畳の部屋を赤ちゃんの部屋にしているので、防音対策やクッション性を持たせたい。
・畳を張り替えないでイメージチェンジしたい。
など理由はさまざまですが、やさしいコルクマットなら注意点に気を付ければ畳の上に敷いても大丈夫です。
注意点が3つありますので、お伝えします。
全体に敷き詰める時も一部分に敷く時も同じです。
注意点-1(畳の上にコルクマットを敷く)
部屋の換気をする
カビやダニの発生を抑えるためにも部屋の換気は大切です。
本来やさしいコルクマットはコルク素材が持つ抗菌成分のスペリンという成分を持っています。
なので、部屋の換気がきちんと出来ていれば、カビやダニの発生を最小限にできます。
外出が多く部屋の換気をこまめに出来ないという方は、畳とコルクマットの間に除湿シートを敷くのも効果があります。
注意点-2(畳の上にコルクマットを敷く)
コルクマットの下も時には掃除をする
コルクマットの上は掃除機をかけやすいのですが、マットの下にもほこりは入り込んでしまうので、掃除は必要です。
コルクマットの上を頻繁に掃除機をかけているならば、年に2回ほどで良いのでコルクマットの下も掃除機をかけましょう。
その時、コルクマットをはめていた場所に元通りに戻すのがコツです。
バラバラにしてしまって、前回とちがう組み合わせではめるとマットの間に隙間が出来やすいからです。
掃除をする時にマットをめくるので、カビチェック、汚れチェックも出来ますね。
万が一、カビが生えていた場合はその部分を取り外し新しいコルクマットと交換してください。
取り外した古いコルクマットは胞子を飛ばさないようにそっと処分してくださいね。
注意点-3(畳の上にコルクマットを敷く)
重い家具の下にコルクマットは敷かない
和室にタンスなどの重い家具を置いているご家庭も多いと思います。
やさしいコルクマットはクッション性が良いので重い家具を載せるのは不安定ですし、コルクマットがへこんで耐久性が失われてしまいます。
一度へこんだコルクマットは元には戻りませんので注意してください。
また、重い家具を置きっぱなしにすると通気性が悪くなる上に換気も出来ません。
コルクマットをめくっての掃除も出来なくなってしまいます。
逆に畳を守るためにタンスの下にだけコルクマットを敷きたいというかたもいると思います。
その場合は地震対策などで使うタンスを固定する転倒防止を設置してください。
注意点を考慮すれば畳の上にもコルクマットを敷くことができます。
また、コルクマットにだけにこだわる必要もありません。
賃貸のマンションで畳を綺麗なままにしておきたいなどの理由のかたの中には畳の和室を楽しみたいという思いのかたもいるかもしれませんね。
畳柄のジョイントマットもあります。
ジョイントマットも畳の上にコルクマットを敷く注意点と同じで、湿気対策、換気が最も大切です。