コルクマットを敷くと裏側などが湿気をおびてカビが生えないか心配されているかたも多いです。
コルクマットを赤ちゃんのため、ペットのために購入するかたが多いです。
そのため赤ちゃんが食事をこぼす、ペットがおしっこをした!
などコルクマットが湿気やすい環境は多いです。
しかも、日本には梅雨もありますし、部屋の環境によって完全にカビが生えないとは言い切れません。
コルクマットは素材の性質上、カビは生えにくいです。
コルクはワインの栓に使われるくらいで、水分や湿度に強いんです。
素材自体に防虫効果があります。
カビは温度が25℃前後から、湿度が60%以上で活発になります。
コルクマットにカビが生えなくても、コルクマットの下に湿気がたまりフローリングやカーペットにカビが生えるかもしれません。
そこで5つの対策、改善策をお伝えします
これに気を付ければ大丈夫!コルクマットのカビ対策
【食べ物、飲み物をこばしたら、すぐにふき取る】
コルクマットは素材の性質上、水に強いです。
水分もすぐにふき取れば綺麗になります。
食べ物の汚れは落ちにくいので、ぬれタオルか除菌シートで拭いてください。
しっかり汚れが落ちていない時は汚れた部分だけ取り外して水洗いができます。
それでも汚れが落ちていないときは、汚れた部分だけ取り外して予備のコルクマットに取りかえてください。
(購入したときの予備のコルクマットは日光の当たらない所で保管しておいてください)
コルクマットの購入時に少しだけ多めに購入し、予備を保管しておくことをおすすめします。
【コルクマットの上には直接敷き布団を敷かない】
寝ている間に人はコップ1杯の汗をかくと言われています。
布団とコルクマットの間に湿気がたまりやすい環境です。
どうしてもワンルームなどでコルクマットの上に敷き布団を敷きたいというかたは、布団を敷きっぱなしにしないようにしましょう。
そして、部屋の換気を十分にしていれば大丈夫です。
それでも寝汗が多く心配なかたは、敷き布団の下に除湿シートを敷いてください。
【カーペットや畳の上にコルクマットを敷く場合】
日頃の部屋の換気は一番大切です。
カビを発生させないために温度と湿度をコントロールする必要があります。
換気をするには窓を開けることですが、もっと手軽な方法として換気扇を回すことです。
換気扇を回して、換気扇から対角線上の窓を15cmくらい開けてください。
換気扇を使うことで早く部屋の換気ができます。
湿気がこもっていると感じたら5分位の換気で大丈夫です。
【部屋干しはしない】
コルクマットが敷いてある部屋での洗濯物の部屋干しはしないほうが良いです。
部屋干は、かなり湿気が発生するのです。
部屋が乾燥してるとき、喉にはよいのですがカビも好む環境になります。
洗濯物を外に干せなくて室内しか干せないかたはお風呂場に干してください。
お風呂場に干して換気扇を回してください。
意外に早く乾きますよ。
(お風呂場のカビ対策も換気扇が有効なのはご存じの通りです)
【年に数回はコルクマットの下も掃除する】
日頃きちんと換気をしていれば、カビの発生を抑えられます。
しかし、コルクマットの下は知らず知らずのうちにゴミが蓄積していきます。
コルクマットのつなぎ目から侵入する場合も多くほこりや髪の毛が入り込んでしまいます。
本来、コルクマットは静電気を帯びないのでほこりは付きにくいのですが、あまりにも長い間掃除をしないと当然ほこりがたまります。
このほこりが水分を吸ってよりコルクマットの下を湿気させてしまいます。
年に2~3回の掃除機がけが理想です。たった2、3回です。コルクマットの裏をチェックしてみましょう。
どんなに気を付けていても、温度が25℃前後で、湿度が60%以上のカビの好む環境で水分のあるところでは一気にカビが繁殖してしまいます。
赤ちゃんがゴロ~ンとコルクマットに寝ころがって遊んでいるマットの裏側がカビが生えていたら大変です。
でも、慌てないで!
カビが胞子をまき散らす前に、カビの生えているコルクマットを取り外して予備の新しいコルクマットに取りかえてください。
コルクマットのカビ対策の5つをご紹介しました。
最近の住宅は密閉性が高いので、意識して換気をする必要があります。
また、冬場の結露もカビの最大の原因です。
このような住宅環境を考慮して、換気と掃除をきちんとしていればカビの繁殖を抑えることができます。
コルクマットは手軽に床の模様替えができて便利。
赤ちゃんがいるご家庭には安全対策としてコルクマットを選ぶ方が多いです。
カビ対策は赤ちゃんのためにも必須条件ですね。