デメリットを改善すれば、収納ベッドは暮らしを豊かにしてくれます。
収納ベッドはベッド下を収納スペースにできるので、大変便利です。
しかし、デメリットもあります。
5つのデメリットと改善策をお伝えします。
(湿気の問題)
最大のデメリットは湿気です。
ベッドの下は湿気がこもりやすいので、対策が必要です。
人は寝ている間にかなりの汗をかきますので、その湿気は全てべッドの下に流れていくのです。
収納スペースとして便利なのですが、湿気に弱い衣類や布団類はカビになりやすいので収納するものを選ぶ必要があります。
どうしても衣類や布団類をしまいたいかたは、圧縮袋に入れて空気を抜いてからしまってください。
そして、除湿剤を入れるなどの工夫も必要です。
さらに、マット下に除湿シートの使用も効果的です。
主に普段は使わないスーツケースや季節ものの家電製品などをしまうのも理想的です。
意外と収納場所を必要とする本やDVDなどをしまうのにも活躍します。
何をしまうにしても湿気対策をしっかりしておくことで荷物の劣化、消耗を軽減することができます。
(引き出し付きは開けるスペースが必要)
狭い部屋に収納力のある収納ベッドにしたのに、いざ引き出しを開けようとすると開けるスペースが十分なかった!というデメリットもあります。
これでは、日常的に大変不便です。引き出しの奥にしまってある物が容易に取り出すことができません。
引き出しは左右のどちらでもセットできるものが多いですので、それで解決できる場合もあります。
それでも解決できないときは、ガス圧式跳ね上げベッドタイプをおすすめします。
(ベッドの高さが高め)
収納ベッドはベッド下に収納を確保するために高さが高めになっています。
その分、圧迫感を感じることがあります。部屋も狭く感じる原因です。
しかし、高いことで低いローベッドより座りやすいです。
高い分、立ち上がりが楽だということです。
デメリットがメリットになる部分ですね。
ベッドを椅子代わりに座ることが多いかたにはおすすめです。
(引き出しの掃除)
引き出し付きの収納ベッドはほこりが侵入しやすい難点(デメリット)があります。
掃除も物が入っているので収納物を出して掃除をする必要がでてきます。
ほこりが入りにくいタイプに「BOX構造の引き出し付きベッド」と「ガス圧式跳ね上げベッド」があります。
掃除の手間が少しでも省けるのでおすすめです。
★「BOX構造の引き出し付きベッド」でデメリット改善
★「ガス圧式跳ね上げベッド」でデメリット改善
(並べて使いにくい)
ベッドを2つきっちり並べて使いたい場合、引き出し付きのベッドは並べることで引き出しが使えなくなることがあります。
部屋の広さと配置を考えた上でベッドを選ぶことをおすすめします。
引き出しは左右どちらにでもセットできるものも多いので、それらも考慮してください。
それでも部屋が狭く置けそうにない時は引き出し付きとは違うタイプのガス圧式跳ね上げベッドがおすすめです。
収納ベッドにはデメリットもありますが、それぞれのデメリットを克服すれば大変便利なベッドです。
特に収納家具が少ない部屋やワンルームにお住まいのかたなどにおすすめです。
1度使えば、あまりの便利さに手放せなくなるほど。
自分のライフスタイルに合わせてベッドのタイプを選べば快適で、すっきり生活ができますね。