小上がりって使い勝手はどうなの?便利なの?など
小上がりを検討しているかた必見!
畳ベットなら和室としてくつろげるだけでなく椅子代わりに座るのに便利です。
使い方や便利な小上がりをご紹介します。
畳ベッドのタイプでヘッドボードの棚がない畳ベッドは小上がりとしても使うことができます。
小上がりタイプの畳ベッドは和室に合うのはもちろん、リビングに置くことで洋室の中に和の空間が作られます。
日本の住宅事情の中で、新しい賃貸アパートやマンションなどでは和室が減り洋室が増えてきました。
それでも、まだまだ和室が好き!敷き布団で寝るのが好き!というかたは多いんです。
そんな洋室ばかりの部屋でも簡単に和の空間がつくれるのが、畳ベッドの小上がりタイプです。
小上がりの使い方
自宅に小上がりを取り入れる場合、寝室で使うのはもちろんできます。
畳ベッドタイプに敷き布団を敷くのは、和室に敷き布団で寝るのと同じ感覚です。
フローリングのリビングに置く場合は、和の空間ができ、リビングがおしゃれでくつろぎの場所になります。
昼間は来客をおもてなしする客間として使ったり、ゆっくり横になってくつろぐことができます。
冬はリビングの小上がりにこたつを置くことも出来るので本来、日本人が好きなくつろぎスタイルが可能です。
小上がりがあるだけで、癒しのおしゃれなリビングになりまね。
畳ベッドの小上がりは便利な収納付き
リビングや寝室に小上がりを設置する場合、畳ベッドの収納付きにすると大変便利です。
狭い部屋でも荷物や小物が片付きます。
収納付きのタイプは、引き出し式と跳ね上げ式、ふたタイプがあります。
引き出し式の収納
散らかりがちな小物の収納にも便利
跳ね上げ式の収納
普段使わない季節もの家電やスーツケースなど、大きい荷物も入ります。
ふたタイプの収納
布団がすっぽり入ります。
リビングに畳ベッドを置く場合に来客用の布団をしまうスペースにもなります。
ベッド下の収納は湿気に注意&対策
畳ベッドに限らず、ベッド下は湿気のこもりやすい場所です。
人は寝ている間にコップ1杯くらいの汗をかくと言われています。
その湿気はベッドの下に流れていくのです。
湿気に左右されない荷物を収納している場合はよいのですが、衣類やタオル類、布団、本などは注意が必要です。
大変便利な収納スペースですが、湿気により荷物の劣化が早くなってしまうことがあっては意味がありません。
部屋の環境によってもだいぶ変わってきます。
対策としては、日ごろからの部屋の換気です。
マンションなど気密性の高い部屋が増えていますので、小窓があれば少し開けておくだけでも違います。
また、窓を少し開けて換気扇をまわすと5分くらいで部屋の換気ができます。
さらに、敷き布団の下に除湿シートを敷くことをおすすめします。
除湿シートはかなり効果がありますが、除湿シートを頻繁に干す必要があります。
布団を干すよりは手軽なので、天気がよい日は干すことをおすすめします。
干す場所がない場合は、日光の入る窓辺でもよいです。
小上がりの高さと広さ
小上がりのあるリビングは、和の空間が落ち着いて癒しのイメージでおしゃれです。
しかし、高さと広さがリビングに合っていないと使いにくいという結果になり兼ねません。
小上がりの高さも大きさも数種類のサイズがありますので、部屋のサイズと目的を考慮して選んでください。
・小上がりの高さ
小上がりの高さはメーカーによってもさまざまあります。
29cm~47cmくらいまであります。
収納の量を多く収納できるようにするためには高いほうがよいですが、低めのほうが部屋に圧迫感が少ないです。
また、小上がりに上がってくつろぐより、椅子がわりに腰かけることが多い場合は大人が座るには、40cmくらいが座りやすいです。
2~3タイプの高さを選べる畳ベッドもありますので、天井の高さ、座りやすさ、収納量などを考慮して選んでください。
・小上がりの広さ
畳ベッド仕様の小上がりのサイズはシングル、セミダブル、ダブルのベッドサイズで表されています。
今ある部屋に小上がりを新たに作り付けにするよりも、畳ベッドの設置でいとも簡単に小上がりのある部屋が出来上がります。
広い小上がりが良い場合は、それぞれのサイズを2つ合わせることで倍になります。
畳ベッドの基本サイズ(単位cm)
外枠横幅 | 長さ | 高さ | |
シングル | 98~100 | 199 | 29~47 |
セミダブル | 120 | 199 | 29~47 |
ダブル | 140 | 199 | 29~47 |
まとめ
畳ベッドの小上がりは、手軽に設置できるので便利です。
敷き布団で寝たい方にもおすすめです。
注意する点としては、段差ができますのでつまずきに気を付ける必要があります。
つまずきやすいのは10cmくらいの微妙な高さです。
畳ベッドの小上がりは30cmくらいはありますので、慣れれば大丈夫な高さです。
また、小さいお子様がいるご家庭では落下の危険もあります。
小上がりからよく落ちると言った話をよく聞きます。
そうなると、お子さまから目が離せません。
反対に子供を遊ばせるのにちょうど良い場所としているご家庭もあります。
小上がりの用途はほんとたくさんありますし、くつろぎの場所が増えますね。