ベッドのマットレスの上に敷き布団を敷いてもよいのか?敷き布団を敷いたほうがよいのか?という疑問をよく聞きます。
ベッドのマットレスをセットで購入された場合、基本的に敷き布団を敷く必要はありません。
ベッドのマットレスの不要な理由、理想的な使い方をご紹介します。
ベッドのマットレスに敷き布団は不要です
マットレスを選ぶときに自分に合う硬さのマットレスを選んでいると思いますので、上に敷き布団を敷いてしまうと硬さが変わってきます。
そのため、クッション性が柔らかくなり腰痛を発症するかたが多いのです!
また、マットレスと敷き布団の両方使いは敷き布団の下に湿気がこもりやすい状態になり寝具がジメジメになってしまいます。
睡眠中に汗を良くかくかたには、両方使いはおすすめしません。
・今あるマットレスが硬いまたは柔らかすぎる!
硬すぎるまたは柔らかすぎる自分に合わないマットレスを選んでしまい、敷き布団を敷いているという方は敷き布団ではなくマットの使用をおすすめします。
マットは主に寝心地を改善してくれるものです。
腰痛があるかたは、マットレスにさまざまな工夫をされていると思います。
マットレスの硬さが合わなかった場合は上に高反発マットレスを敷くことをおすすめします。
高反発マットレスとは、反発力が高く体圧分散に優れ寝返りをしやすくしてくれるマットです。
朝起きたときが一番腰が痛いという方は、寝ている間の寝返り回数が極端に少ないことが考えられます。
腰痛を軽減するマットレス選び
マットレスを良いものを選んでも、その上に敷き布団を敷いてしまうとマットレスのよさが発揮されません。
腰痛さえ発症してしまう人がいるくらいです。
ベッドの購入の時にマットレスを自分に合うものを選ぶことが大切です。
特に腰痛のあるかたは、硬めのマットレスをおすすめします。
日本人が昔から寝てきた「畳に敷き布団」の硬さと言えばイメージ出来るのではないでしょうか。
まさに畳に敷き布団の硬さが腰痛の方には良いです。寝返りがしやすい硬さです。
マットレスには、かなりの種類があります。
固さの順番にまとめてみましたので、参考にしてください。
腰痛がすでにある方は、ボンネルコイル(レギュラー)以上の硬さをおすすめします。
【ベッドマットレスは硬さの好みで選べる!自分に合うマットレスは?】
ベッドのマットレスにそのまま寝るのはNG
ベッドのマットレスは洗えません。なので、そのまま寝るのは良くありません。汚れ防止や湿気対策が必要だからです。
では、どのような対策が必要なのかご紹介します。
・シーツの使用
ベッドのマットレスは洗えないので、汚れを防止するためにもシーツを掛けておくのは良いことです。
シーツには上から掛けて包み込むタイプとボックスタイプがありますので、使い勝手の良いほうを選ぶと良いでしょう。
シーツの洗濯は湿気対策のためにシーツの下や上に敷くもので変わってきます。
理想はシーツを掛けたマットレスの上に湿気対策の敷物を敷くことです。
しかし、上に敷きパッドなどを敷く場合は、シーツは無くても良いくらいです。
・除湿シートの使用
ベッドのマットレスの上には湿気対策のために除湿シートを敷くことをおすすめします。
除湿シートは、薄手で扱いやすく干すことで繰り返し使えるので便利です。
湿気を吸収すると「お知らせセンサー」が教えてくれるものもあります。
部屋の湿気も吸ってしまうので、使わない昼間は通気性のよい場所に(室内でも良い)干しておくのがよいです。
・敷きパッドの使用
敷きパッドは夏は汗を吸収してくれるもの、冬は保温効果のあるのもが出ています。
汗っかきさんは年中、汗を吸収してくれるタイプで良いと思います。
直接、肌に触れるものですので肌さわりも良く作られています。
洗濯できる敷きパッドにすることで、いつでも快適で湿気対策ができます。
ベッドの敷物の中で、敷きパッドを一番上にすることで汚れ防止と湿気対策ができます。
なので、洗い替えに2枚くらい用意しておくと良いですね。
敷き布団が使えるベッド(マットレスなし)
マットレスが合わなくて敷き布団に変えようか悩んでいませんか?
ベッドが良いけど敷き布団で寝たいと思っている方が多いんです!
そんな方に、敷き布団が使えるベッドがおすすめです。
敷き布団が使えるベッドには、すのこベッドや畳ベッド、収納ベッドなどがあります。
マットレスも敷き布団も両方使えるベッドも多くあります。
お持ちの敷き布団を使えますので、ベッドの購入の際はフレームのみで良いので価格を抑えられる利点があります。
マットレスを買う必要がないのです。
ベッドの全てが敷き布団を使えるわけではありませんので、注意してください。
ベッドは通常、マットレスを使うように設計されています。敷き布団が使えるベッドは強度がしっかりしています。
畳に敷き布団で寝ていた方がベッドに敷き布団に変えたとき、硬くて寝にくいと感じることがあります。
そんな時は、ベッドパッドを加えて寝心地の改善をする必要があります。または、厚めの敷き布団に替えるほうが良いかもしれません。
・おすすめ!敷き布団が使えるベッド
OPTIMUS オプティムス
すのこベッド&布団が干せる
マットレスでも敷き布団でもOK!
忙しい人必見の毎日室内で布団が干せるベッド
スッキリスリムなヘッドボードがおしゃれ
◆まとめ
ベッドのマットレスの上には、敷き布団は必要ありません。というのが正解です。
それでも、敷き布団で眠りたい方は敷き布団が使えるベッドがあります。
腰痛対策には、寝返りがうちやすい硬さのマットレスや敷き布団にすることで改善されます。
今あるマットレスや敷き布団の硬さが合わない場合は高反発マットレスがおすすめ。
意外に正しい寝具の使い方をされていないかたも多いように思います。
特に起きたとき腰が痛い方、睡眠中に良く汗をかいて寝具がジメジメする方は、マットレスの使い方を見直してみると良いかもしれませんね。