ベッドのマットレスをしばらく使っていると、へこみが出来た~ということはありませんか?
マットレスは10年ほど使えるものもありますが、2~3年でへこみが気になることもあります。
少しでも寿命を長くするためには少しの対策が必要になってきます。
自分に合った硬さのマットレスを使うことがまず大切です。特にへこみにより腰痛を発症させてしまうと大変です。
簡単なことで対策が出来ますのでご紹介します。
マットレスとは?
マットレスは敷き布団用とベッド用のマットレスがあります。
敷き布団用のマットレスは通常ベッド用に比べて厚みは薄く敷き布団の補助的役割で使うことが多いです。
厚みが薄いので折りたたんで持ち運んだり、しまったり出来るのが利点です。
ベッド用のマットレスは、スプリング仕様のものが多くボンネルコイルやポケットコイルなどがよく使われています。
中の素材にウレタンが多く使われていてマットレスの厚みも10㎝以上あります。
なので、へこみが気になるのはベッド用のマットレスになると思います。
ベッドフレームとセットでマットレスを購入しますが、マットレスにはブランドにより2~8種類ほどから選べるよになっています。
日本人に多い腰痛を心配されるかたは、硬めのマットレスを選ぶことをおすすめします。
柔らかすぎるマットレスを選んでしまうと、へこみが早くなりマットレス自体の寿命も早くなり腰痛を引き起こしやすくなりますので慎重に選ぶことが大切です。
【ベッドマットレスは硬さの好みで選べる!自分に合うマットレスは?】
また、ベッドマットレスをベッドフレームを使わずフローリングの床に直接置くのは良くありません。
寝ている間の汗の湿気によりマットレスにカビを発生させてしまうことがあります。
寝ている間に人はコップ1杯ほどの汗をかいていると言われています。汗っかきさんは特にベッドでも敷き布団でも湿気対策が必要不可欠です。
マットレスのへこみ対策で寿命を延ばす
マットレスは安い買い物ではないので、へこみが気になる前に対策をしておきたいですね。
対策をすることで、寿命を延ばすことができます。
いつも同じ位置に長く寝ていると、へこみはどうしても出来やすいです。
腰痛を発症している人は硬めのマットレスを選ぶことが大切ですが、それでも長く使っているとへこみは出来てしまいます。
そこで、3か月に一回ほどマットレスのローテーションをするとよいです。
これは、高級ホテルでもよく行われていることです。
マットレスローテーションとは、マットレスを裏返しして裏表を変えたり、頭部分と足部分の向きを変えたりすることです。
また、マットレスにカビを発生させてしまうと厄介です。
カビは一度発生すると完全に取り除くことが出来ないだけでなくどんどん広がっていきます。
マットレスは洗えないので、カビが増えるようなら寿命として買い替え時期になってしまいます。
なので、長く使うためには湿気対策も大切です。
【ベッドマットレスは洗えない!お手入れは?(対処法)はこちら】
腰痛軽減!マットレスのへこみの応急処置
マットレスのへこみが気になり始めたら、腰痛を発症する前に買い替えをおすすめします。
マットレスのへこみは寿命のサインです。
しかしながら、手軽にすぐに買い替え出来る時ばかりではありませんので応急処置をご紹介します。
・腰にタオルを巻いて寝る
マットレスにへこみが出来ると寝返りがしにくくなり、寝返り回数が減ります。
寝返り回数が減ることで朝起きた時に腰の痛みが出ることがあります。
これが毎日ですと、腰痛を発症させてしまいます。
腰にタオルを巻くことで寝返りをしやすくしますので応急処置には最適です。
応急処置しながら、じっくり自分に合うマットレスを選んでください。
【ベッドマットレスは硬さの好みで選べる!自分に合うマットレスは?】はこちら
マットレスが柔らかすぎる時の対処法
マットレスが元々やわらかいと、へこみも早くなります。
自分にとってやわらか過ぎるマットレスを購入してしまった場合は、腰痛にならないためにも早めの対処が必要です。
おすすめの対処法として「高反発マットレス」を上に敷くことです。
ベッドのマットレスを買い替えるよりは安いですし、寝心地自体が良くなります。
寝心地をよくするために、「高反発マットレス」と「低反発マットレス」で迷われるかたがいます。
硬すぎるベッドマットレスには「低反発マットレス」がよいかもしれませんが、やわらか過ぎるベッドマットレスには「高反発マットレス」がよいです。
マットレスの汚れのお手入れ
マットレスは水洗いは出来ません。
なので、汚れないようにマットやカバーを掛けて汚さないようにしたいものです。
それでも長く使っていると、どうしても汚れてしまうことがあります。
そんな時は、水に台所用中性洗剤を入れて薄めた液でぬれタオルを作ります。
ぬれタオルでマットレスの汚れをたたくようにして拭き取ってください。
その後は、マットレスをしっかり乾燥させることが大切です。
また、マットレスの汚れで多いのがカビです。
寝ている間にかいた汗の湿気によりカビを発生させやすい状態になります。
なので、汗がマットレスに吸収されないようにマットレスの上に除湿シートを敷いたり、汗を吸収するマットを敷いたりすることが有効です。
さらに詳しくはこちら【ベッドマットレスは洗えない!お手入れは?(対処法)】
◆まとめ
マットレスのへこみを軽減するためには、日ごろから対策をしておくことが大切です。
マットレスローテーションをすることや湿気対策が時に重要。
さらに腰痛のために硬めを選ぶことが理想です。
長く使っていると、いずれはへこみが出てきますので高反発マットレスを追加で使うことも1つの対策です。
素材の良いそれなりのマットレスはお手入れして普通に使えば10年ほどの寿命があります。
なので、10年近く使っていてへこみが出てきたときは変え時と考えてよいです。
大切な睡眠ですので安価なもので済ませず、自分に合う硬さのマットレスを選んでください。
ベッドの硬さについて詳しくはこちら
【ベッドの硬さの選び方/腰痛にならないマットレスの硬さは?】