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すのこベッドにカビが生えた!5つの対策と予防

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すのこベッドは通気性が良いのでカビなど生えないと思っていませんか?

たとえ、すのこベッドでも万全ではないんです。

すのこはすき間があるとは言え、すのこ板とマットレスが密着しているところにカビが生えます。

汗っかきさんは特に生える環境にあります。マットレス、敷き布団にスノコの柄のようにカビが生えます!

すのこベッドのすのこ板にカビが生える時と敷きマットにカビが生えることがあり、両方に生えることも。

一度、カビが生えてしまうと厄介です。

ベッドのマットレスも敷き布団もカビが生えたからと言って、水でザブザブ洗えません。

すのこ板も洗っただけではカビは落とせませんので対策と予防が必要です。

簡単にできるカビ対策をご紹介します。

すのこベッドなのになぜカビが生える?

すのこベッドのすのこ板はすき間が開いているので通気性が良いですが、すき間の開いていない板の部分にはカビが生えます。

カビが生える原因は、寝ている間にかいた湿気がマットレスや敷き布団に滞るからです。

ほとんどのかたが、寝ている間にコップ一杯程度の汗をかいていると言われています。

汗っかきさんは、朝起きた時に布団が湿っている状態です。

通常、温度が20℃~35℃、湿度が80%くらいでカビが生えてきます。

マットレスに流れ込んだ湿気により、マットレスがカビの温床になります。

乾燥しておかないと一気に繁殖してしまいます。

マットレスの下になる部分に生えやすいので裏返して見るまで気が付かないことも多いです。

万年床にせず、時々マットレスの裏を確認してみることをおすすめします。

すのこベッドの対策と予防

すのこベッドにカビが生えないように未然に防ぎ対策予防しておくことが日ごろから大切です。

簡単にできることばかりですので、ぜひ実践してみてください。

・すのこベッドの対策と予防-1(除湿シートの使用)

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マットレスの上に、または敷き布団の下に除湿シートを敷くことで、かなり軽減できます。

除湿シートは頻繁に干す必要がありますが、マットレスを干すことに比べたら手軽です。

除湿シートはお知らせセンサーが付いているものが便利です。干す目安がわかります。

・すのこベッドの対策と予防-2(部屋の換気)

寝具にいくら湿気対策をしても部屋が湿気で滞っていたら意味がありません。

除湿シートなども空気中の湿気も吸いますから部屋が湿気気味なら乾燥が追いつきません。

朝起きたら窓を開けて風通しをよくしてください。換気扇を使う場合は窓を少し開けるだけで5分ほどで出来るので早いです。

寝室に窓がない、換気扇がない場合は扇風機をベッド下やマットレスに向けて風をあててください。

こもった湿気をそのままにしないことが大切です。

・すのこベッドの対策と予防-3(寝具を干す)

マットレスや敷き布団を乾燥させるためには、天気の良い日であれば干すのが気持ち良いです。

外やベランダに干せない時は、窓際の日の当たるところで干すだけでも違います。

マットレスは重くて移動させるのは大変ですのでベッドの上に立てかけて風を通すようにしておくことも得策です。

・すのこベッドの対策と予防-4(汗吸収敷きパッドの使用)

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(アウトラストの敷きパッドはひんやり触感タイプとオールシーズン使えるタイプがあります)

ベッドの上に敷くものにボックスシーツがよく使われますが、その代わりに汗をしっかり吸ってくれる敷きパッドがおすすめです。

マットレスの上に乗せてゴムバンドで止めるだけで手軽にセッティングできます。

敷きパッドを洗濯することで、いつでも快適です。洗い替えに2枚用意しておくとよいですね。

夏にはひんやり冷感素材、冬には温感素材で季節に合わせると快適さがアップします。

・すのこベッドの対策と予防-5(ふとん乾燥機の使用)

最近では小型で手軽にできるふとん乾燥機があります。

ノズルを敷き布団と掛け布団の間に差し込んでスイッチを入れるだけです。

タイマーがあるので便利です。電気屋さんで1万円前後であります。

天気が悪くても、花粉の時期に外に布団が干せない時でもふとん乾燥機があれば毎日でもジメジメから解放です!

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【さらに詳しくベッドのカビ対策はこちら】

すのこベッドにカビが生えてしまったら?

カビは発見したときはすでに根を深く伸ばしていることも多いので完全に除去するのは難しいです。

しかも、胞子をまき散らして繁殖していくのでどんどん増える一方です。

胞子を日常的に吸い込むと健康によくないので、増えていくようなら寿命として破棄することが望ましいです。

カビが軽い状態ならやってみるべき対策をご紹介します。

・すのこ板にカビが生えてしまったら

軽い程度のカビなら塩素系漂白剤やカビ取りスプレーを試してみてください。

しばらく放置後はしっかり洗うことが大切です。

そして、陰干しでしっかり乾かしてください。(日光に直接当てると割れる恐れがあるので注意)

ホームセンターやスーパーで購入できますので説明書をしっかり読んで使ってくださいね。

表面上に残ったカビはサンドペーパーでこすりとることも試してみてもよいです。

それでも少しは黒い点々が残るかもしれません。湿気のある環境でしたら再びカビが発生してしまうこともよくあることです。

・マットレスにカビが生えてしまったら

ベッドのマットレスも敷き布団も自宅でザブザブ水洗いすることができません。

厚みのあるマットレスは専用のクリーニングに出す方法もありますが、完全に黒い点々を除去することは難しいのが現状です。

薄手の敷き布団は大型コインランドリーで布団類を洗濯できるところもあるようですが、これもまた完全に除去するのは難しいところです。

表面のカビだけなら、布OKのカビ取りスプレーを使ってみてください。ホームセンターで購入できます。

カビ取りスプレーを吹きかけて既定の時間放置した後、乾燥させます。

乾燥すると成分は蒸発します。

すのこベッドの上に敷くものは?

すのこベッドをさらに快適にするために、寝具になにを敷くのかによって快適さが変わってきます。

しかも、手軽なのが良いですよね。

湿気対策を兼ねた敷きものの順番の一例をご紹介します。

マットレスの上に除湿シートを敷き、その上は汗を吸収してくれる敷きパッドを敷きます。

これが最も手軽です。

敷き布団を使用するときは、下に除湿シートを敷きます。敷き布団にはシーツか敷きパッドのどちらかを掛けてください。

除湿シートは出来るだけ毎日干すようにします。天気が悪かったら室内でも構いません。

敷きパッドは洗濯機で丸洗いできるものを選び、頻繁に洗うようにします。

干すのも洗うのも毎日できないよ~という方は、除湿シートと敷きパッドを半分以上折ってマットレスから離しておいてください。

マットレスに密着させないで通気をよくしておくことが大切です。

◆まとめ

すのこベッドであってもカビが生える環境であれば生えてしまいます。

生えさせないために対策と予防が最も大切です。

カビは見た目が気持ち悪いだけでなく、胞子をまき散らします。

なので、ひどいときはアレルギー疾患や咳に悩まされる感染症を発症させてしまうことがあります。

ご紹介したカビ対策、予防は簡単にできることが多いので是非実践してみてください。

カビのない生活を送りたいものです。

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