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すのこベッドの4つのデメリット&3つのメリット

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すのこベッドは通気性が良さそうだけれど、どんなデメリットがあるか疑問があるところではないでしょうか。

日本では梅雨もありますし、近年での建物は気密性が高く湿気対策が必要不可欠です。

そんな中、最も日本の気候に合うのがすのこベッドとも言えるくらいです。

しかしながら、メリットだけでなくデメリットもあります。

デメリットは対策することで普通のベッドと同じように快適に使うことが出来ます。

すのこ板にカビが生えた!すのこ板が割れた!とならないようにデメリットとメリットを知ってライフスタイルに合わせたすのこベッドを選んでください。

すのこベッドの4つのデメリット

すのこベッドは通常のベッドに比べて通気性が良いのはご存知の通りです。

どちらかと言えばデメリットのほうが気になるのではないでしょうか。

通気性が良いがゆえにそれがデメリットになってしまうことも。

そんなデメリットも改善できれば年中心地よく使うことが出来ます。

改善策も合わせてデメリットからご紹介します。

・すのこベッドのデメリット1(冬は寒い)

通気性が良いとされているすのこベッドですが、すのこ板であるがゆえに冬は寒いと感じる人もいます。

特に薄めの敷き布団を使用している場合や窓際にベッドを置いている場合は寒さを感じやすいかたが多いです。

季節に応じて寝具を変えるように冬は敷き具も冬用寝具に変えたり、厚めの敷き布団やマットレスに変更することが必要です。

毛布タイプのシーツがかなり効果的です。

・すのこベッドのデメリット2(すのこ板が破損したら寿命)

すのこ板は丈夫な木材で作られているとは言え、使い方によっては破損したり寿命を短くしてしまいます。

特にすのこ板の上に乗ることが多かったり、お子様が乗って飛び跳ねたりを頻繁にすると破損が早くなります。

寝ることを前提に使えばすのこ板が割れることはマレです。

・すのこベッドのデメリット3(湿気対策は万全ではない)

すのこベッドなら湿気対策になるし、カビも生えないから安心と思っているかた、注意です!

すのこベッドにしたからといって万全ではないんです。

確かに普通のベッドより通気性はありますが、マットレスとすのこ板が密接しているところにカビが生えます。

なので、湿気対策としてマットレスや敷き布団を湿気させないことは大切です。

特に汗っかきさんはどんなベッドであっても湿気対策は必要です。

【カビ対策、湿気対策の詳しくはこちら】

・すのこベッドのデメリット4(きしみ音の悩み)

すのこベッドを使われているかたの中で時々、きしみ音が気になるというかたがいます。

通常はすのこベッドであってもきしみ音はしません。

急にきしみ音がするようになった時は、ネジがゆるんでいたりベッドフレームを含めて寿命の恐れがあります。

特別安価なものは寿命が短い傾向にありますので、ある程度強度も値段もしっかりしたものが理想です。

すのこベッドの3つのメリット

・すのこベッドのメリット1(通気性に優れている)

日本の梅雨時や夏の暑い時期には通気性を考えたベッドが最適ではないでしょうか。

また、現代の住宅では気密性が高いマンションなども多く寝室や寝具の湿気対策の必要があります。

そんな理由で睡眠中の湿気対策にはすのこベッドが人気があるのです。

万全とはいかなくても湿気を軽減してくれるので快適さは違ってきます。

・すのこベッドのメリット2(マットレスでも敷き布団でも使える)

ベッドに変えても敷き布団で寝たいというかたも多いです。

そんなかたには、敷き布団が使えるすのこベッドがおすすめです。

日本人には敷き布団はなじみ深いので敷き布団が使えるすのこベッドは大変人気です。

お持ちの敷き布団が使えるので、フレームのみの購入ですぐ使えます。

マットレス付きを選ぶ場合はマットレスの硬さが自分に合っていないと腰痛を発症する恐れがありますので注意が必要です。

【ベッドマットレスは硬さの好みで選べる!自分に合うマットレスは?】

・すのこベッドのメリット3(夏は涼しい)

デメリットでお伝えしたように冬は寒いと感じることがあるのですが、夏は涼しく快適です。

睡眠中にかいた汗の湿気は下へ流れていくので、すのこ板にすき間があることで湿気が流れやすいのです。

なので、サラッとした感じが持続しやすいです。

すのこベッドの種類(素材とデザイン)

すのこベッドはベッド板がすのこ仕様になっています。

ベッド板の素材もベッドのデザインも様々ありますのでご紹介します。

・すのこベッドのすのこ板の素材の種類

桐(きり)

日本では古くから馴染みのある木材です。最も軽いのが桐と言ってもよいくらいです。

なので、ベッドの素材としては移動もしやすく扱いやすい利点があります。

また、調湿機能を持っていますので湿気を吸ったり出したりしてくれますので湿気にも強いです。

さらに断熱効果も持ち合わせています。

檜(ひのき)

高級素材として知られています。

強度があり加工がしやすい特徴があります。

日本では建築素材に使われることも多いです。特にヒノキ風呂は有名ですね。

水、湿気に強くすのこベッドには最適です。香りが良いので癒し効果もあります。

杉(すぎ)

杉も家具によく使われます。割に低価格なのが魅力です。

調湿機能を持っていますので住宅建築用の素材として多く使われています。

パイン材

パイン素材は松が使われます。やわらかく温かみのある木材です。

黄色の色味と木目が美しいのが特徴です。ナチュラルな風合いがベッド素材に合います。

イエローパイン、ホワイトパインなど種類があり価格も手軽なほうです。

カントリー調の家具によく使われます。

樹脂

樹脂で出来た製品はプラスチックと呼ばれるものになります。

木材との違いはお手入れが非常に簡単なことです。

カビや菌の繁殖がしにくい素材です。軽いので折りたたみ式のベッドに使われることが多いです。

・すのこベッドのデザイン

脚付きすのこベッド

脚が付いているのでベッド下に衣装ケースなどの収納スペースになるベッドもあります。

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フロアタイプのすのこベッド

ベッドの高さが最も低いベッドなので部屋を広く見せてくれます。

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収納ベッドタイプのすのこベッド

収納ベッドならベッド下が収納スペースなので部屋の荷物が片付きます。

また、すのこベッドの下が収納スペースになっているタイプもあります。

収納した荷物を湿気から守るためにすのこ仕様でも湿気対策は必要不可欠です。

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折りたたみ式のすのこベッド

折りたたみ式でしかもキャスター付きなら移動もラクラクです。

布団が干せるタイプが多いもの魅力の一つです。

組み立て不要のものが多いので一人暮らしで引っ越しが多いかたなどにもおすすめします。

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もっと手軽がいいかた必見!すのこ板

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すのこベッドを検討しているけど最も手軽なのがよいかたは、すのこ板がおすすめ。

特に部屋が狭い理由でベッドを置けないかたで敷き布団を使っているかたの湿気対策に大活躍です。

フローリングだけでなく畳の部屋でも使えるので便利です。

しかも昼間に折りたたんでおくだけで布団が干せるので、機能的です。

すのこベッドの選び方

すのこベッドを検討されるときによく悩まれるのは、折りたたみ式と据え置きのベッドタイプのどちらにしたらよいのかということです。

おすすめは据え置きのベッドタイプで寝心地を重視。

折りたたみ式のすのこベッドは簡易な作りが多いため寿命が短いです。なので、引っ越しが多いかたにおすすめです。

また、折りたたんでしまえるので来客用として常備しておくには便利です。

すのこ板の素材で選ぶときは、檜(ひのき)が一番耐久性が良いです。

しかし、価格が高めですので軽くて調湿機能を持っている桐(きり)や杉(すぎ)がおすすめです。

樹脂素材はお手入れが簡単ですが耐久性が少し劣ります。

どんなデザインや素材を選ぶかは、自分のライフスタイルで変わってきますし、なにを重視するかはあなた次第です。

◆まとめ

すのこベッドはベッドの中でも最も通気性が良いとされています。

梅雨がある日本では湿気対策は必ず必要です。

大切な睡眠を確保するためにもベッドは快適を重視したいものです。

デメリットがあっても改善できる内容ではないでしょうか。

デメリットを超えるメリットがあり、素材やデザインも豊富ですのであなたのライフスタイルに合わせて選んでください。

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