ベッドは質の良い睡眠をするために大切なもの。そしてベッドは長時間過ごす場所ですね。
なので、いつも綺麗で清潔にしていたいものです。
ベッドの掃除は、マットレスとベッド回りの掃除が必要になってきます。
それぞれの掃除やお手入れもちょっとした工夫で快適睡眠生活が送れます。
◆ベッドのマットレスの掃除と頻度
・ベッドのマットレスに掃除機をかける
マットレスは洗えませんので掃除機をかけるのが一番手軽な方法です。
シーツを取り外し洗濯するときに掃除機をかけるようにすれば、手間が省けます。
掃除機でほこりを丁寧に吸い取ります。表面のダニやダニの死がいも吸い取ることができます。
縦からと横から、マットレスのくぼみも掃除機をかけてください。
その後は風通しの良いところに立てかけておくのもよいです。
数時間おきに向きを変えて風を通し通気をよくしておくとさらによいです。
・しみが付いた時は、はやめにしみとりをします。
ぬれタオルでしみを叩き付けるようにしてタオルにしみを移します。
それでも取れない時は、うすめた中性洗剤でタオルをぬらしてトントン叩いておとします。
最後は中性洗剤がなくなるまでふき取ります。
その後、立てかけて乾かすのですが、乾ききらないときはドライヤーを使って完全に乾かします。
・シーツ、ベッドマットの洗濯と頻度
マットレスは洗えませんので、通常マットレスの上にベッドマットを敷いて、その上にシーツを掛けます。
このベッドマットとシーツは洗濯機で洗えることが前提ですが、洗濯の頻度としては1週間に1度は洗濯したいものです。
◆ダニ対策
ダニがいない家はいないと言われています。ですが、繁殖を抑えて出来るだけ快適に暮らしたいですね。
家庭にいるダニの中で人を刺すダニは少ないのですが、問題は死がいやフンがアレルギーの原因になることです。
マットレスでダニが増えやすい場所は頭の部分です。ダニは温度15℃~35℃、湿度50%以上で繁殖します。
対策としては掃除機掛けが基本です。
・掃除機をかけることで死がいやフンを減らすことができます。
・生きているダニは、部屋を暗くしてマットレスの表面におびき寄せてから掃除機をかけると少しは吸い取ることができます。
・マットレスを3か月に1回くらいの頻度で上下や裏表の向きを変えるようにしてください。
・部屋の換気を意識して行ってください。窓を少し開けて、換気扇をまわすのが最も手軽です。
◆カビ対策
カビが発生しやすいところは、マットレスの裏面です。ベッドの板にはさまれて湿気が発生しやすい部分だといえます。
カビが発生しやすいのは梅雨時が多いのですが、近年では住宅事情により特にマンションなど気密性が高い室内ですと季節は関係なく注意が必要です。
カビが喜ぶ湿度は70~80%と言われています。冬場でも暖房や加湿器で結露も発生し湿度が上がる環境です。
対策としては、湿度を高くしないようにすることです。
・マットレスの下に除湿シートを敷く
・窓の結露が多い時はベッドを窓からなるべく遠ざける
・マットレスの向きをこまめに変える
・部屋の換気も窓を開けるか換気扇で風通しを良くしておく
ベッド回りの掃除と頻度
マットレスの掃除のほかに、ほこりが舞いやすいベッド回りの床の掃除も大切です。
掃除機をかけることで、ほこりを軽減できます。
頻度としては、部屋の掃除と同じで床にほこりがたまってしまう前の3日に1度くらいは掃除機をかけるのが理想です。
毎日掃除機をかけることができればよいのですが、忙しいとそうはいきませんね。
お掃除ロボットにお願いするのも良いかもしれません。
ヘッドボードの棚もほこりが溜まりやすいところです。
ぬれタオルで拭くだけでよいです。ぬれタオルを用意するのも面倒だという人は、ウエットテッシュでサッと拭くだけでも綺麗になりますよ。
使い捨てなので、時間も要しません。
◆まとめ
快適な睡眠をとるために寝具はいつも清潔にしておきたいですね。
しかし、カビやダニのいない生活は難しいです。
共存していかなければいけないのでしたら、健康被害にあわないように上手に対策して工夫をしていきたいですね。
ベッドの掃除の基本は掃除機がけです。
掃除機とウエットテッシュを使いこなせば、時間をかけずにいつでも綺麗な寝室で過ごすことができますね。
部屋の換気もしっかりして、いつも綺麗な空気を部屋の中に取り込んでおきたいですね。
綺麗に掃除された部屋は、部屋の空気が違います!